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【おすすめ本】20代のうちに読んでおきたい本6選

こんにちは。ioRi(@mynameis_ioRi)です。

今回は社会人4年目で26歳の私が、20代で読んでおくべきだと思った本をご紹介します。




はじめに

最初に誤解のないよう書いておくと、これからご紹介する本はいつ読んでも十分勉強になる本ばかりです。

しかし、20代という、人生において重要なライフイベントがこれから!という方が読むことで、その後の人生によりいい影響を与えてくれると思いますので、気になった本があったらぜひ読んでみてくださいね。

20代のうちに読んでおくべき本6選

「FACTFULNESS」著:ハンス・ロスリング 他

世界を驚かせた1冊。

世界で300万部を突破している有名な書籍で、読むとまさしく物の見方が変わります。

今まで常識だと考えていたことが、データによって「それは誤りであり、真実はこうだ」という形で覆されます。

本著は冒頭に13問のクイズが出されます。
その中から2問ピックアップしますので、正解を考えてみてください。

【質問1】
現在、低所得国に暮らす女子の何割が、初等教育を修了するでしょう?
Ⓐ 20% Ⓑ 40% Ⓒ 60%

【質問2】
自然災害で毎年亡くなる人の数は、過去100年でどう変化したでしょう?
Ⓐ 2倍になった Ⓑ あまり変わっていない Ⓒ 半分以下になった

実は正解はどちらもC。

著者が一般の方や専門家など様々な人に質問した結果、正答率は10%ほどだったそうです。

3択問題なので適当に答えても正答率は30%になりそうだと考えると、驚くほど低い数字であることがわかりますよね。

専門家でも誤って認識しがちな真実について、本書ではデータに基づいて説明されています。

そのため、自分の生きている世界を正しく認識するために、読んでおきたい1冊です。

「金持ち父さん貧乏父さん」著:ロバート・キヨサキ

高校や大学を卒業したら、仕事をしてお金を稼ぐのが普通でそうやって生きていくと思っていました。

本著は、豊かになるためには一生懸命働いてたくさん稼ぐ必要があるんだと漠然と思っていたお金に対する常識を打ち砕いてくれます。

本書に登場するのは、少年時代の著者とお金持ちのお父さん、貧乏なお父さんとの対照的な2人。

2人の考え方の何が違うかを読み進めていくと、お金持ちはどういう考え方でお金を手に入れて豊かになるのかが次第にわかる構成になっています。

就職はこれからという方にも、今まさに仕事をしているという人も、ぜひ読んでほしい1冊です。




「人生は20代で決まる」著:メグ・ジェイ

ハッとするタイトルです。

著者本人によって本の要旨が語られている講演動画もありますので、こちらだけでもぜひ見てみてください。

本著によると、人生を左右する決断の8割は35歳までにやってくるといいます。

医療技術の発達によって寿命が延びたからといっても、「20代のうちは楽しんで、30歳になったら考えよう」では遅すぎるのです。

そうとも知らずに20代を過ごした様々な人の悩み相談をベースに20代の過ごし方の大切さを教えてくれますので、ぜひ若いうちにこそ読んでおきたい1冊です。


「マーケット感覚を身につけよう」著:ちきりん

「マーケット感覚とは」を説明する具体例として「ANAの競合はどこか?」という問いに対する考え方が印象的でした。

論理的に考えれば、競合はJALや格安航空、新幹線などの交通手段を考えることができます。

ここまでは誰でも出てきそうな回答ですよね。

しかし、マーケット感覚をフルに使って、リアルな顧客の視点に立つと、「海外に出張に行って会議を行いたいが、飛行機での出張費が高いため断念。テレビ会議を実施することにした」という場合もあるだろうと、思考が一歩進みます。

その結果、「テレビ会議サービスを提供する会社」も競合のひとつに数えられるという結論に至ることができるというのです。

この本が出版されたのは2015年。

理由はともかく、出張を諦めてテレビ会議という場面は新型コロナウイルスによって実際に体験した人も多いのではないでしょうか。

本書は、マーケット感覚とは何かということから、なぜマーケット感覚が必要でどのように身に着けることができるのかを学ぶことができます。

マーケット感覚のある人はかなり少数派となるため、周りの人より頭一つ抜けた存在になりたい人に特に読んでほしい1冊です。

「シンニホン」著:安宅和人

本書でキーワードとなるのは「データ×AI」。

これからは、ビッグデータと人工知能を掛け合わせた「データ×AI」による革命が世界のあらゆる産業を劇的に変えていくことになります。

シンニホンでは、今の日本の現状が世界に比べて遅れているということを指摘し、今後どのような方策で生き抜いていけばよいのかについて書かれています。

著者の「日本はまだまだこれからがんばれるんだ!」という熱が伝わるような1冊です。


「コンサル一年目が学ぶこと」著:大石哲之

社会人であるからには備えておきたいスキルって、会社ではきちんと教えてもらえないことが多いですよね。

そしてそれは、学生生活では全く身に着けてこなかったスキルです。

周りの環境で先輩や上司が教えてくれない場合は特に、暗黙のルールとして要求されていることが多く、私自身も社会人になりたての頃はとても苦労した思い出があります。

本著では、そんな社会人1年目で備えておきたい、どの業界で働いていても通用するようなスキルについて丁寧に語られています。新社会人の方におすすめしたい1冊です。


まとめ

20代のうちに読んでおきたい本をご紹介しました。
この記事は今後も定期的に見直して、本を増やしていこうと思います。

本は、自分の人生だけでは知りえないことを教えてくれるツールとして今の時代も有効です。

時間のない現代人だからこそ、書籍から有益な情報を効率的に吸収したいですよね。

何か読みたいと思える本をご紹介できたならうれしいです。