医療美容

【体験レポート】遅発性両側性太田母斑治療を受けた

こんにちは。ioRi(@mynameis_ioRi)です。

今回はあまり多くの人にはあてはまらないかもしれませんが、微力ながら同じ悩みをもつ方の力になれればと思い太田母斑について記事にすることにしました。

この記事を読んでほしい人

  • 顔にシミのようなものがある。原因は分からない。
  • 肝斑に効く薬(トランシーノ等)を服用しても変化がない。
  • 太田母斑の治療を受けるか悩んでいる。

自分は該当しなくても、家族や友人など、周りの方でで同じような悩みを持つ方がいたら是非シェアをお願いします!




私が太田母斑に気付いたきっかけ

私は学生の頃から両頬にあるうすいシミのようなものを気にして生きてきました。

社会人になってからも状況は変わらず、「肝斑なのかな」と自己診断をしてトランシーノを飲んだりビタミン剤を飲んだりしていましたが全く改善せず。

そんなときに見たのが、美容家の石井美保さんのとあるブログの投稿でした。

肝斑治療をしても、全然消えないという方は、
太田母斑の可能性があるので、診てもらって下さいね。

美容家石井美保オフィシャルブログ 365日美容ブログより引用)

ioRi
ioRi
これはまさに私のこと…?

そう思い、考えるより行動ということでブログ内で紹介されていた皮膚科へ。
診断の結果、「遅発性両側性太田母斑」という診断でした。

漢字ばかりで一見難しそうですが、「20歳前後から両頬に出てくる太田母斑だよ~」ということらしいです。

太田母斑とは?

太田母斑とはそもそも何でしょうか。
日本皮膚科学会のHPには以下のように説明されています。

太田母斑は額、目の回り、頬、鼻、耳介に生ずる青アザで、通常、顔の片側に生じます。しかし稀に両側性に生ずることもあります。~中略~典型的な太田母斑は青紫色から灰紫青色で、そこに薄い褐色の小色素斑が混在します。しかし色調が一様な褐色斑であると茶アザ、小さな褐色斑が左右対称に生ずるとソバカス、中年以降に両側性に生ずるとシミと誤診されることもあります。従ってシミと思っていても淡褐色斑に青色ないし灰紫色を混じたり、点状の色素斑を混じている場合は太田母斑の可能性があります。

公益社団法人 日本皮膚科学会HPより

症状はシミやそばかすにも似ていますが「青アザ」になります。

そのため保険適用内で治療を受けることが可能です。

治療方法

私が受けたのはQスイッチ・ルビーレーザー。
現在、太田母斑を治療するのに最も効果的といわれているそうです。

治療していただいた皮膚科では、麻酔なしの治療。
レーザーを当てた瞬間は、VIOの医療脱毛とかの比ではなく、正直すごく痛かったです。
弾かれるような痛みで、肌が焦げるようなにおいがします。
VIOの医療脱毛でもきつい…というような痛みに弱い方は事前に担当医に相談して麻酔をすることも検討したほうが安心かもしれません。

治療が終わった後は、じわじわと痛みが広がる感じです。肌も赤くなります。薬を塗ってもらえるものの痛みはさほど和らぎません。

個人差はあるかもしれませんが、私の場合は30分ほどすれば落ち着きました。




ダウンタイム

ダウンタイム(施術してから回復するまでの期間)は、1週間ほどのようです。私自身も、3回治療を受けましたが大体そのくらいの期間で落ち着きました。

かさぶたはできますが、メイクはして問題ないです。
ただ、かさぶたは存在感があるため隠すのに技術が必要かもしれません。私は隠すことをあきらめ、しばらくは日焼け止めのみでメイクはせず、マスクで患部を隠して乗り切りました。

▼1回目の治療の翌日の状態です。元のアザより一時的に色が濃くなっています。

治療費用

保険適用なので、美容目的のレーザー治療に比べ費用は高くありません。
1回1万円ほどです。

治療回数

治療前のアザの状態により治療回数には個人差があります。

私の場合は症状が軽い方だと先生から言われていましたが、納得のいく状態になるまで3回治療を行いました。
最低3か月は間をあける必要があるので、トータルで1年ほどかかりました。

ちなみに通った病院は西新宿皮膚科さんです。
こちらの皮膚科は脱毛でも通っておりとても信頼できる病院です。
以前ブログにまとめていますので、ご興味のある方はこちらもどうぞ。

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まとめ

治療直後は痛くて後悔しましたが、今では自分の肌が一番キレイだと感じるのでやって本当によかったと感じています!

肌トラブルがないだけで日々のお手入れやメイクを過剰に行わずに済みますので、手間もかかりませんし、お金もかからなくなります。

太田母斑をなくすことは、れっきとした”治療”に該当しますので、「レーザー」=「美容整形?」なんて先入観は持たずに、心当たりのある症状が原因で悩まれている方には、まずは専門医の受診をおすすめしたいです。